普門寺由緒

当寺、普門寺は、聖徳太子によって開かれ、慈覚大師により創建されました。

もともとは、天台宗長安寺と共に、赤穂城下の東北に位置する雄鷹台山に建立されていました。しかし幾多の兵災を被り、諸堂はことごとく焼失。
幸い、本尊の十一面千手千眼観世音菩薩像は赤穂町東組(現・橋本町)に、長安寺の本尊薬師如来像は西組(現・新町)に兵火をまぬがれ安置され、伽藍も慶長二年(1597)に再建されました。
のちに山号も宗派も同じであった縁から、両寺院は合体し、普門寺となり現在の地に至っています。

本尊

十一面千手千眼観世音菩薩像(国指定・重要文化財)

ご詠歌

あなとうと み山におさまる 観世音 世情の民を 救ううれしさ

ごあいさつ

信仰への道『愛と平和と幸せ』を祈りつづけて・・・

当寺は赤穂尾崎の観音さんとして知られ、親しまれています。

早朝の勤行により夜が明け、読経、護摩奉修、座禅、写経、気功体操等で賑わっています。心のお悩み相談も承っております。

札所

  • 瀬戸内観音霊場第八番札所
  • 播州薬師霊場第二十番札所
  • 尼寺三十六所めぐり第三十五番札所

関連情報